ウィーデマン氏電流計及び附属品とコイル

製造者 : MAX KOHL

アイテムタイプ

非文献資料_02

言語

日本語

タイトル読み

ウィーデマンシデンリュウケイオヨビフゾクヒントコイル

統一資料名（大分類）

第四高等学校物理実験機器

統一資料名（大分類）読み

ダイシコウトウガッコウブツリジッケンキキ

統一資料名（中分類）

電磁気学

統一資料名（中分類）読み

デンジキガク

統一資料名（小分類）

電流計

統一資料名（小分類）読み

デンリュウケイ

作成者

製造者 : MAX KOHL

作成者についての解説

MAX KOHLは1876年にドイツ・ケムニッツで設立された理化学器械メーカー。

場所についての情報

製造地 : ドイツ、ケムニッツ
購入地 : 日本、石川県

発行日

2011-10-24

時代についての情報

購入 : 大正元年（1912）2月23日

トピック

機器

統一資料（大分類）解説

第四高等学校物理実験機器は、旧制第四高等学校（以下四高）で使用されていた教育実験用機器。四高の前身校である石川県専門学校で購入された機器も含む。昭和25年（1950）四高閉校後は金沢大学で保管。平成6年（1994）703点が石川県に譲渡され現在は石川県立自然史資料館が所蔵、輸入機器を中心とする残り91点が金沢大学の所蔵となった。その後、平成19年（2007）に金沢大学で新たに120余点が確認された。四高時代の機器購入台帳は現存しない。機器に記載・添付された管理番号は、四高物理室作成「物理機械図入目録」（金沢大学資料館蔵）の番号（例 : 流001）、四高の番号（例 : 25-5-115）、金沢大学理学部作成「管理物品原符」（金沢大学資料館蔵）の番号（例 : は.G.32）、金沢大学教養部の番号（例 : は6474）である。

統一資料（中分類）解説

電磁場を支配する物理法則を中心とした理論体系と、その応用に関する物理学の諸分野。（広辞苑第六版）

資料解説

大型の鏡電流計であり、一対の位置調節可能なコイルがあり、その間にベル型磁石とその上に付けた球形ダンパー(制動器)と平面鏡が吊り下げられている｡コイルに通じた電流による磁石の動きを平面鏡により投影して、その像を望遠鏡で観測する｡磁石および鏡支持器に工夫が凝らされている｡コイルと磁石は交換が可能であり、測定目的により選んで使用する｡本体前には交換コイルと磁石がある。Max Kohl社のカタログには説明が詳しく記載されている。

数量データ

法量 : 幅60、高81、コイル径11・長6ｃｍ
数量 : 1（本体1点・コイル2点・附属品3点（箱入）・附属品3点(箱入））

注記

ラベル : 本体「流126」、コイル①「182(イ)」、コイル②「流182(ロ)」、附属品入箱①「流126附」、附属品入箱②「流126附」
附属品入箱プレート : ①「MAX KOHL, CHEMNITZ　1/s」・②「MAX KOHL, CHEMNITZ　1/s」、本体刻印 : 「Max Kohｌ Chemnitz」
注記 : 本体「い.CH.202」・「34-5-115」、コイル①「13-3-260附」、コイル②「13-3-260附」、附属品入箱①「い.CH.202」・「34-5-115附」、附属品入箱②「い.CH.202」・「34-5-115附」
付札 : 本体「ウィーデマン氏鏡電流計、附属品あり、流126、は6469、い.CH.202、34-5-115、Max Kohl」、コイル① 「ウィデマン電流計用コイル、流182イ、13-3-260附、大正1年2月23日、33円6銭」、コイル②「流一八二. ウィーデマン電流計用コイル、三拾三円六銭、大正一年二月二十三日買入」・「ウィデマン電流計用コイル、流182ロ 126?、13-3-260附、大正1年2月23日」、附属品入箱①「ウィーデマン鏡電流計附属品、流126附、い.CH.202、34-5-115附」、附属品入箱②「ウィーデマン鏡電流計附属品、流126附、34-5-115附」
価格 : コイル33円6銭・本体295円72銭）
本体管理物品原符 : い.CH.202・流126・34-5-115、ウィーデマン氏鏡電流計・295.72円
状態 : やや錆あり
参考文献 : 竹村松男「保存された四高物理機器付.学制確立初期の物理教育事情」（『金沢大学資料館紀要』第4号2006）、板垣英治『金沢大学資料館資料目録3石川県専門学校物理機器図録明治10年代の物理学教育と文部省交付物理機器』（金沢大学資料館2005）、永平幸雄・川合葉子『近代日本と物理実験機器-京都大学所蔵明治・大正期物理実験機器』（京都大学学術出版会2001）
出典 : 板垣英治『金沢大学資料館資料目録1金沢大学資料館収蔵第四高等学校物理機器図録』（金沢大学資料館2004）

由来

第四高等学校旧蔵。昭和25年（1950）四高より後進校である金沢大学法文学部を経て同大理学部へ引き継がれ、昭和39年（1964）頃より同大教養部で保管。平成5年（1993）金沢大学資料館へ移管される。

形態

木・金属製

言語

ja

管理番号・請求番号

420-01-002-67

所蔵

金沢大学資料館

使用上の注意

金沢大学資料館利用規程による

電子化資料作成団体

金沢大学資料館

電子化資料MIMEタイプ

jpg

電子化資料作成寄与者

合同会社ＡＭＡＮＥ

電子化資料公開日

2011-11-01

電子化資料変更日

2015-05-17

電子化資料作成日

2010-02-01

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